五戒とは

五戒とは

一. 私は故意に生き物を殺しません

二. 私はどのようなものも盗みません

三. 私は夫婦以外の性的関係を持ちません

四. 私はいつわりを語りません

五. 私は酒や麻薬などを摂取しません

五戒とは..

 

 

活動方針

一. 五戒の伝授会

二. 冥想会・法話会

三. 葬送・法要の支援

四. 持戒僧侶の充実

五. 僧侶のワークシェアリング

六. 「諸仏の教え」写経の普及

 

 

仏教理解を深めるリンク

日本テーラワーダ仏教協会

釈尊に学ぶ「今を生きる智慧」

絵で見る六道輪廻と涅槃への道

禅東院

 

 

当会 WEB管理者

■WEB製作者 つづきセカンド

■撮影協力者 斉藤 寿久 











 

一. 私は故意に生き物を殺しません

二. 私はどのようなものも盗みません

三. 私は夫婦以外の性的関係を持ちません

四. 私はいつわりを語りません

五. 私は酒や麻薬などを摂取しません

 

「幸せな人生への道しるべ」

五戒とは

お釈迦様がお説きになられた「人間らしい生き方」=「幸せな人生」への道しるべです。

仏教徒はもちろん他の宗教を信じている人であってもこの「五戒」を守る生き方するならば、必

ず幸せな人生になるのです。

 

「原因に見合った結果が生まれる」という事実があります。それは迷信ではなく、自然の摂理

です。それ故に、善い行いには良い結果が生まれるのです。

さらには努力して善い行ないを続けて蓄えたエネルギーの力によって、最高の幸せである

「悟り」にも達する事が出来るというのが仏教の教えです。

 

不殺生戒 【私は故意に生き物を殺しません】

強い者が弱い者を殺す、権力を持つ者が権力のない者を殺すというのは、残酷な弱肉強食の

世界です。

悪人ならば殺しても良い という判断は誰がするのでしょうか?感情、信仰する神の名、政局

によってその判断は異なります。

「私は故意に生き物を殺しません」という戒めを私達人間が受けて守るならば、この世界は人

間同士とても住み易い世界になるのです。また全ての生命が安らぎを感じる事でしょう。

ただし職業によっては、私達一人ひとりにとって必要最低限の殺生しかしません、と決心して

頂く場合もあるでしょう。当会の方針は、この戒律に従って「私は故意に生き物を殺しません」

という生き方を実践しています。

 

二、不偸盗戒 【私はどのようなものも盗みません】

私達は誰でも、安定した幸福を求めています。その役割の一つを担っている「大切な物」を

盗むという事は、幸せを人様から奪う事になります。

折角人の身を受けた今生で人様の幸せを奪うならば、私達のその後の輪廻は険しく、果てし

が無いと思われます。死で全てが終わる、のではないのです。

また「五戒を守る僧侶の会」の私達は、非科学的・迷信的な脅しによって「お布施」を強要する

事は致しません。祭司としての立場を利用したお布施の強要も「盗み」と同じであると思って

いるからです。

私達は与えられていない物を盗る事なく、仏事に対しても真剣に取り組んでいます。

 

三、不邪淫戒 【私は夫婦以外の性的関係を持ちません】

当会の持戒者は、人間が「自由に、明るく、元気良く」生きて行ってくれる事を願っています。

そのために私達が出来る事の一つがこの「不邪淫戒」を守る事です。私達一人ひとりがこの

「不邪淫戒」を守る決心をしたならば、この世の中から「泣く人」を減らす事に成功するのです。

子供達も安心して成長し、学問に励む事の出来る環境が作られるのです。

私達の邪な妄想も止まるならば、その経済効果は計り知れません。

愛情の伝え方の一つとして、私達はこの「不邪淫戒」を守っています。

 

四、不妄語戒 【私はいつわりを語りません】

私達は「生命ネットワーク」の中に生きています。その中で「信頼・協力」は不可欠です。

この「生命ネットワーク」が「ウソ・いつわり」によって破壊されます。「生命ネットワーク」の

進歩・発展がなくなるのですから、それは大きな「罪」になるのです。

私達「五戒を守る僧侶の会」の僧侶は、施主様の了解が無いままで、僧籍を持たない宗派の

葬儀・法事を執り行う事は決して致しません。

一人の僧侶が多宗派の葬儀・法事を執り行う事は、宗門の教えに反し、宗教法人法にも違反

する「詐欺」という犯罪行為であると思っているからです。

私達は「戒名」をお授けする立場の僧侶として、ウソいつわり無く、「五戒」を守って行く事に励

んでいます。

 

五、不飲酒戒 【私は酒や麻薬などを摂取しません】

私達人間がこの地球上で幸せに生き抜くために最も必要な能力とは、何でしょうか?それは

頭脳を使う事です。頭脳によって生活環境は向上します。努力するのも頭脳のお陰です。

私達人間はこの頭脳を使って、自分達の住む環境を「平和的・友好的」なものにして、全ての

生命との「共存共栄」という幸福に向かって発展させなければなりません。そのために私達

人間には、頭脳を常に明晰に保っておかなければならない義務があります。

能力のある人が酒や麻薬などでその能力の発揮が出来ない事は、社会全体・生命ネットワー

ク全体として、不利益をもたらすのです。

私達には飛び抜けた能力がある訳ではないのですが、「不飲酒戒」を自ら守る事によって、

その重要性を社会全体に広める必要はあると考えています。