五戒を守る僧侶の会 代表:真言宗 木下全雄
平成23年3月11日に発生しました東北地方太平洋沖大震災、並びに福島原発事故により
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
五戒を守る僧侶の会は本日、財団法人全日本仏教会の救援基金に32万円を拠出致しました。これには宗教法人真言宗智山派東円寺様にも特別協力を頂きました。
一人ひとりの力は小さいものですが、多くの人が日本を支え合う事を願っています。
頑張ったね日本、と思えるその日まで、私達に出来る限りの被災者支援協力をさせて頂きたいと思っております。
最後になってしまいましたが、被災により亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。またさらに、私達自身が心を清らかにする事に日々励み、その功徳を亡くなられた大切な人々に回向させて頂けるよう、努力を続けて参ります。
平成23年3月24日 五戒を守る僧侶の会
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
五戒を守る僧侶の会は本日、財団法人全日本仏教会の救援基金に32万円を拠出致しました。これには宗教法人真言宗智山派東円寺様にも特別協力を頂きました。
一人ひとりの力は小さいものですが、多くの人が日本を支え合う事を願っています。
頑張ったね日本、と思えるその日まで、私達に出来る限りの被災者支援協力をさせて頂きたいと思っております。
最後になってしまいましたが、被災により亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。またさらに、私達自身が心を清らかにする事に日々励み、その功徳を亡くなられた大切な人々に回向させて頂けるよう、努力を続けて参ります。
平成23年3月24日 五戒を守る僧侶の会
私達の住むこの日本は最近元気がありません。
殺人・暴力事件・振り込め詐欺など治安は乱れ、自殺・うつ・いじめ・引き篭もりなど精神的な
問題も増加の一途です。この原因の一つに、私達大人が「人間らしい生き方」を見失っている
事が考えられます。
それ故に心の安定が失われ、子供達を社会全体で守り育てようという、人間として欠く事の出
来ない意識さえも薄れつつあるのです。
仏祖のお釈迦様は「人間らしい生き方」の道標として、「五戒を守る生き方」を示して下さいま
した。
本来はこの「五戒を守る生き方」は、個々人が自慢する事なく、ひそかに、自分の生き方の指
針として「自発的に、しかも徹底的に守るもの」でしょう。しかし「人間らしい生き方」を見失った
大人が増えているこの日本では、「五戒を守る生き方実践」の大切さを社会に向けて発信
する事は、私達日本の大乗仏教僧侶の役目であると思うのです。
さらに、様々な宗派に分かれている日本の大乗仏教ですが、その生みの親は「お釈迦様」で
す。そういう意味で、このお釈迦様のお教えの下に集まる事は、日本の全仏教徒の力を一つ
にする事にもなります。
それはこの日本の未来を、明るく変えて行く力があるはずなのです。
社会は急には変わりません。
社会の中に生活していながら、社会を否定する事は愚かです。私達にとって大切な事は、
一人ひとりの「五戒を守る生き方実践」です。それにより、全ての人間・全ての生命が、安心し
て生活出来る世界が生まれて行くのは確かです。
私達のこの取り組みに賛同し参画して下さる同志が、一人でも多く現れて下さる事を願って
います。
生きとし生けるものが幸せでありますように
代表:真言宗 木下全雄